QueryPie コミュニティ版のインストールガイド
🧭 始める前に
QueryPie Community Editionは、QueryPie Enterpriseで提供される主要な機能を体験できるバージョンです。
- データベースアクセスコントローラー
- システムアクセスコントローラー
- Kubernetesアクセスコントローラー
- Webアクセスコントローラー
ただし、Communityバージョンではユーザーの登録数に制限はありませんが、同時にアクティベートできるユーザーは最大5人までとなります。
(5名以上のユーザー登録が必要な場合は、Enterpriseプランへのアップグレードをご検討ください。)
QueryPieは一般的なWebアプリケーションとして動作し、プロキシベースのネットワークサーバー機能も含まれています。
🖥️ 推奨サーバー構成
QueryPie Communityを円滑にインストールして運用するために、以下の環境を推奨します。
| タイプ | 仕様 |
|---|---|
| 基本仕様 |
|
| 多数ユーザー運用環境の推奨仕様 |
|
| OS | Linux (install and use docker daemon) |
詳細な要件については、以下のドキュメントをご参照ください：
📄 Prerequisites for Installation - Single Machine (Japanese)
🐳 インストール方法
インストールはDockerイメージを基にしており、ワンライナーコマンドで自動的に行えます。
1. ターミナルでコマンドを実行
Linuxサーバーのターミナルにアクセスし、ホームディレクトリで以下のコマンドを入力してください：
bash <(curl https://dl.querypie.com/setup.v2.sh)
⏱️ インストールには約7～10分かかります。
インストールを開始しました。
インストールが完了しました。
2. インストール中にライセンスを取得
QueryPie Community Editionのご利用にはライセンス登録が必要です。
インストール中に ライセンス申請フォーム から申請すると、入力したメールアドレス宛に .crt 形式のテキストファイルが送信されます。
3. インストール後にアクセス
インストールが完了したら、ブラウザで以下のアドレスにアクセスします：
http://<サーバーIPアドレス>
または
https://<サーバーIPアドレス>
インストールしたLinuxサーバーのIPアドレスは、ユーザーのPCからアクセス可能なIPアドレスを使用する必要があります。
4. ライセンスを登録
メールで受け取った.crtファイルをアップロードするか、PEM形式のテキスト内容をコピー＆ペーストしてください。
PEM形式のライセンスを入力します。
5. ログイン
以下のデフォルトアカウントでログインします。 初回ログイン時にはパスワード変更が求められますので、安全な新しいパスワードを設定してご利用ください。
- ID:
qp-admin - Password:
querypie
初回ログイン画面です。
6. インストール完了 🎉
インストールが完了しました。おめでとうございます！ あとは 管理者マニュアル を参考に、環境設定を進めてください。
初回ログイン画面です。
🔑 ライセンスについて
- QueryPieを利用するには、製品インストール後に別途提供されるライセンスを登録する必要があります。
- ライセンスは.crt拡張子のテキストファイルとして提供されます。
- ライセンスは申請時に入力したメールアドレスに送信されます。
- 発行されたライセンスは申請日から1年間有効です。
- ライセンスは申請者個人に発行され、第三者に譲渡することはできません。
💬 お問い合わせとサポート
QueryPie公式Discordチャンネルでも、ユーザー同士で自由にQ&Aや情報交換を行うことができます。ぜひご参加ください。